ひきつづきボルヘスの『幻獣辞典』をちびりちびりと読んでいる。
さきほど読んだ『ある雑種』の項では、猫と羊の合体した唯一無二の家畜と「わたし」の奇妙な交流が描かれていた。
最終段落の「ぼくをみて、ぼくら両方の考えることをしてみろと」というくだりで、話者もまた何かとの雑種であること(多分双頭の何物かであること)が明かされるところが、カフカから引用されたこの短編のオチなんだろうと思ったのだが、ググっても、同じことを書いている人に行き当たらず、なんだかもやもやしている。
昨日の酒量 サッポロ黒ラベル350×1