酒精雑記

飲む日も飲まない日も

『ジャック・ライアン』

数日前にAmazonのドラマシリーズ『ジャック・ライアン』全8話を視聴完了。クランシーもレッドオクトーバーも知らずに試しに見始めたが、ぐんぐんと引き込まれてあっというまの最終話となった。

米国本土がターゲットとなっていく最後の2話分くらいは尻すぼみ感やシナリオ構成への疑問を感じる点もあった(特にテロ親玉の妻が夫を売るにあたっての葛藤はもう少し丁寧に描いて欲しかった)が、シリーズ全体を通し、過剰な説明を廃して画でストーリーをきちんと展開していくという姿勢が貫かれていて、終始楽しく観ることが出来た。

手間と費用を惜しみなく投入したこうしたドラマシリーズが資金力に勝るネット大手によって配信されるようになったのを目の当たりにすると、かつてのTVドラマのあり方はすでに大きく変容してしまっているのだなという、何ともいえない感慨も残った。

昨日の酒量 スプマンテ×2、赤ワイン×2