酒精雑記

飲む日も飲まない日も

『15時17分、パリ行き』

ボヘミアン・ラプソディ』で実話と映画の関係について考えてまもない時点で『15時17分、パリ行き』を観た。

実話映画を本人が演じるという作品として新聞の映画評で紹介されていたことを、アムスから列車に乗り込むシーンでようやく思い出した。視聴後に撃たれた乗客夫婦も本人と知って仰け反った。映画としてはキワモノだよなあと思うものの、サエない繋がりの3バカ仲良し男子によるほっこり欧州旅行部分が案外楽しい。

カメラを止めるな!』のようなメタ映画の真逆を行く発想は、確かにこれまで例のない試みだろうし、コロンブスの卵として評価されるべきだと思うが、そのことが映画として面白みを増しているかというと評価に迷うところでもある。

もっとも、単純にストーン君本人の愛すべきキャラを皆で愛でるための映画と位置づけると、本人起用はストレートに成功していると思う。

 

昨日の酒量 キリン一番搾り生中×1(隣に置かれたアサヒスーパードライとの色の違いがとても大きいことに気がついた)、紹興酒3年モノ合半