酒精雑記

飲む日も飲まない日も

瑪瑙

昨日の酒量 ヱビス350×1(アルコールフリーデーとしようかと思ったが、マグロ納豆アボカドとタラの芽天ぷらに負けた)

さて『琥珀のまたたき』の冒頭を読んだ。繊細な世界で生きる子ども達に君臨する母の静かな狂気。小川ワールド全開で、とても良い。本作がシャラマン的な仕掛けなのかどうかが気になるが多分違うのかな。図鑑出版社の凋落という父にまつわる設定を読んで、あまり関係ないはずの原田宗典の『しょうがない人』の百科事典営業の父親の話を久しぶりに思い出した。実社会では原田自身がその後大変なことになってしまったのが大変に残念だ。

ところで、瑪瑙はどんな石だったかと調べてみると、ああ、確かに馬の脳を矢状断にしたらこんな感じなのかもしれぬというビジュアルであった。