酒精雑記

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京田の走塁は暴走か

昨日の酒量 黒ラベル中瓶1/2本、スプマンテ1/4本、赤ワイングラス(120ml×4≒2/3本)

昨日の侍ジャパンの幕切れの件である。そのシーンのみ見返しての感想は以下のとおり。

シチュエーションは9回表の攻撃で2点ビハインドの2アウト1塁2塁。京セラドーム右翼に深い飛球。3塁を刺しに行くことはまず考えられない場所と言えよう。

放映された動画を見ると、右翼頭上に球が飛んでいった際に、1塁ランナー京田は一旦塁間まで出ているところがわかる。その姿が見切れて少ししてから右翼手が捕球。映像は2塁ランナーのスタートを切ったシーンを捉えているので、京田のスタートシーンは不明。1塁井端コーチの指示の様子なども全くわからない。

返球はそれほど鋭く見えず、どちらかというと山なり系だが、2塁カバーの野手に対し、ワンバウンドでこれ以上ないところに届いている。右翼でキャッチした際には正面に向き直っていたので、多分京田のスタートは視認していたはず。タッチのタイミングは明らかなアウトだが、多少でも返球それていればセーフとなったくらいのタイミングでもあるように見える。

さて、これは暴走か。

2塁を陥れれば、2点ビハインドを単打でも同点というシーンにはなる。狙いがここにあったのは明らか。

他方、走らなくとも2アウト1塁3塁なので、次打者の初球に走れば本盗回避のため2塁送球はなく、2塁3塁に出来たのだから、右翼飛球で2塁タッチアップというセオリーはずれのギャンブルは不要だったという指摘もあるようだ。

しかし、あと1つアウトを取れば試合終了なので、3塁ランナーは無視し、同点ランナーの2塁到達阻止を最優先で捕手から2塁へ送球される可能性の方が高いのではないか?「簡単に2盗できたからギャンブル不要」説には与しがたいように思う。

プロは結果がすべてなので、アウトとなった以上は暴走との批判は甘んじて受けざるを得ないだろうが、京田はメンタルを強くもってチームに帰ってきてもらいたい。

なお、昨日の起用を見ても、中日での京田の打順は平田1番構想とセットで8番に置くのがもっとも座りがよいのではないかと思う。