酒精雑記

飲む日も飲まない日も

我らにモヤを

昨日の酒量 生ビール×1、ハイボール×1、トマトサワー×1、恵那山冷や半合

予想どおりというか、平田離脱に伴う人事異動はやはり松井祐のみであった。そして案の定、メルセデスの前に7回散発5安打無得点と、ゴロと残塁の山を積み上げた。批判も多いフライボール革命論だが、その爪の垢を煎じて飲むくらいの工夫があってもバチは当たらないと思うのだが。

柳も外れの日だったようで何ともふがいないが、先発の出来不出来に関わらず、8回の帳尻1点だけでは勝てるはずもない。唯一人得点圏で気を吐いていた平田の不在からは、ある種予想された結末であった。

皮肉にもモヤはファームで絶好調。昨日はHR2発と破壊力抜群である。山本拓が初完封の大活躍で、ロメロを1回パスした場合の穴埋め役を期待してもよさそうだ。ゲスマルコンビは勝ちパターンでは必須だが、打てなければ出番もない。投手もそれなりに苦しいが、どの外国人投手を下げるにせよ、新戦力をあててやりくりする芽がかろうじてある。控え日本人に期待できるスラッガータイプが皆無であるのはこの何年かの編成の不出来によるものだが、現実がそうである以上、選択肢は1つだ。このまま絶好調の長身大砲を上げずに、借金5という、ファンの心の最終防衛線が突破されるのを待つだけでは、あまりに楽しくなさすぎる。

もっとも、モヤをおけるのがファーストだけだとすると、ビシエドレフト、サード福田、セカンド周平という玉突き配置となる。今季はキャンプも含めてセカンド周平を全く試していないこともあり、与田構想では交流戦までモヤは下ということなのだろうが、せめて代打カードにモヤを1枚持っているだけでも、攻撃力はかなり違ってくるはず。交流戦でセの好不調の立ち位置が極端に荒れるときが、おそらく今季最後の浮上のチャンスだ。そのタイミングを迎える前から消化試合の臭いがただよわないような、大胆な人事を期待したい。

今日は清水が2度目の先発登板。前回の出来からすると、5回100球3失点くらいで上出来であろう。打線がどこまで奮起できるかがカギになる。せめて遠藤・松井祐が、選手としての生き残りを賭けたアピールを示すところを見たいものだ。