酒精雑記

飲む日も飲まない日も

『俺』

昨日の酒量 ヱビス350×1

引き続き佐伯一麦短編集。高校時代の旧友から突然の電話連絡を受けた際の微妙なやりとりが、老親がおれおれ詐欺被害に遭いそうになったエピソードをからめて描かれている。本作を読んだせいか、卒業前にいろいろあって疎遠となってしまった高校の友人が夢に出てきた。何年も思い出したことがなかったのだが、不思議なものだ。