酒精雑記

飲む日も飲まない日も

先発野手陣の年齢構成が高すぎる件

昨日の酒量 ヱビス350×1、サッポロ生ビール×1、スパークリングワイングラス×2、日本酒半合、レモンサワー×1

昼は実家に立ち寄り親族で寿司をつまむ。夜は若い店主の天麩羅屋でとうもろこしかきあげなどをつまみつつ、相方と飲む。なんやかんやでトータルでは結構飲んでしまった。

昨日は梅津がバックに支えられながら初登板初先発初勝利を挙げた。立ち上がりの制球難を救う加藤のバズーカ発射での盗塁阻止が素晴らしかった。福田もグラブの下を抜ける安打を許した場面もあったが、お釣りが戻るレベルの打棒を見せたからよしとしよう。京田の代役となった直倫も攻守に大活躍で、チームを活性化している。投打がかみあった素晴らしい勝利であった。

しかしながら、周平と京田を欠いた昨日の先発野手陣では、レギュラーを固めるには至らない加藤の27歳が最年少。次に若い選手は今年ようやく台頭した阿部の29歳。あとは両外人を含めても全員が30台だ。ケガの若手をベテランがカバーしているフェーズであるからやむを得ないのだが、若手レギュラーが空けた穴を伸び代の大きな期待の新人ががんばって埋めていくというサイクルがなければ、強いチームになることは期待できないはず。

若手投手陣の充実ぶりを見ると、投手力は3年後くらいまでに一度ピークを迎えることができそうなので、そこに間に合うような野手の編成を真剣に考える必要がある。今のままだと投手王国がいよいよ立ち上がったという時期を迎えても、大島・平田は下降線かつ若手野手の育成も追いついていないがゆえに、チーム成績は依然として低迷したままで終わってしまうという、おそろしいシナリオがちらついてしまう。

昨日の勝利は素晴らしいものだった。それは否定しない。将来が嘱望される新人の船出のために、ベテランの力に頼るべき試合もある。しかしもはやAクラス入りは絶望的である中、ベテランの活躍で勝利を挙げても次の展望は開けてこない。

上げるべき選手が見当たらなかった昨季までであればともかく、今季のファームでは25歳以下の野手陣も充実してきている。石橋、石垣、伊藤康、渡辺勝。このあたりの選手はすでに相応の準備ができてるし、各自が今オフにクリアすべき課題を確認する意味でも、残りの30数試合に放り込んで大観衆の前でガンガン使っておくべきだ。CS争いに完全決着がついてからのお試し数試合だけでは、あまりに遅すぎる。

次のカードからは、アルモンテ→ライマルで外野先発枠を1つ空けた上での、亀澤→石垣、藤井→伊藤康、武山→石橋、友永→渡辺勝というくらいの大胆な配置換えを期待したい。