酒精雑記

飲む日も飲まない日も

CS可能性の誘惑とその副作用

昨日の酒量 ヱビス350×1

対巨人3連勝の後は、首位猛追中のDeNA相手に投打の噛み合った2連勝で、柳も10勝に到達した。マツダ広島3連戦までこの勢いが続けばひょっとしてひょっとすると、という気をもたせるような展開となったが、現実には相当に厳しいであろう。広島は今日もビハインドで9回に突入しており、1ゲーム分差が詰まって4ゲーム差となりそうだ。広島は65勝で残り12試合、中日は59勝で残り17試合。広島が下降線を辿ってくれたとしても、70勝までは積み上げてくるだろう。広島の方が引き分けが1つ多いので、中日71勝が希望的観測を加味した上でのCS出場ラインであり、残り試合を12勝5敗で切り抜ける必要がある。連勝の反動がある程度出ることも想定されるので、やはりかなり厳しい状況だ。しかしチームとしては、いよいよ育成に向けた切り替えをすることも難しいシチュエーションとなっている。

問題は、消化試合が最後の4-5試合しかないと予想される点であろう。根尾や髙松、滝野といった若手のお試し期間としてはあまりに短すぎる。彼らが本当にピリピリした1軍の試合を体験できないままオフシーズンに入るのはあまりにもったいない。1軍レギュラー陣がここにきて盤石の構えとなっているのはいいことなのだが、来季に向けた布石を打つ隙間がないというのは何とも皮肉な状況である。

来季こそ、チームの勝ちを素直に喜べるポジションを、シーズン終盤までキープしてもらいたいものだ。