酒精雑記

飲む日も飲まない日も

ドラフト近し

昨日の酒量 スパークリングワイン1杯、黒ラベル缶350×1、チリワイン1/3本、日本酒1合半

今年もドラフトが近づいて来た。

中日の指名は多分1位奥川→外れ1位石川という順であろう。1位はその年の最も良い選手を指名するというのは、このところの日ハムが頑なに貫いているポリシーであり、それで編成上の成功を収めている様子を見ると、奥川クジをまずは引いてみるというのは正当な判断だ。

しかし、地元東邦の石川は、世代ナンバーワンスラッガーである。根尾世代の前後で野手に厚みを持たせて黄金期を狙うのであれば、不可欠のピースであることは間違いない。それだけに、おそらく外れ1位で指名しても、3球団程度の競合は想定する必要がありそうだ。あるいはどこかの球団(阪神オリックスあたりか)が当初から1位指名で獲得してしまうおそれもある。

中日の「長打を打てる日本人(できれば外野)」という明らかな要補強ポイントを考えると、石川が外野をどこまで守れるのかどうかは知らないが、あの打力と性格と地元のスター性を考慮しての石川1位指名も許されるのではないかなあと、このところモヤモヤと考えていたところ、ここに来て石川1位指名説の記事が出た。しかし、惜しむらくはその出典が大本営批判メディア筆頭格である東スポであるから、その内容は多分ガセの可能性が極めて高く、奥川特攻路線は変わらないのであろう。なんとなく残念だが。

さて、もし石川を取り損ねた場合(というかその確率は非常に高そうだが)、比較的評価の低いままとなっている履正社の井上を上位で指名するというのもアリなのではないか。甲子園優勝にもかかわらずU18に選ばれなかったために、彼が上位で消える可能性が少し減っているのはむしろ朗報だ。特に幸運にも奥川を引き当てることができたが故に石川を他球団にかっさらわれた際には、さっさと2位で指名して良いのではないかと思う。右翼を守れる強肩の右の強打者で大阪の誇る強豪校の4番というと、まさに平田に重なる要素の多い選手であるが、平田以上に体格が素晴らしいし、平田が怪我がちであることや、チーム内世代バランスを考えても、この世代の外野有望株は是非取っておきたいところだ。

こうした大砲ロマン枠だったはずの石岡は、なぜか今年も解雇通告を受けることなく生き残ったが、フェニックスにも参加できていないので、多分かなり難しい状況なのだろう。

その事を考えても、体躯に恵まれた大砲候補の外野手を是非上位で指名して欲しいところだ。