酒精雑記

飲む日も飲まない日も

『よこまち余話』

3/3 ヱビス350×1

今日のオープン戦は雨天ノーゲームとなったが、中止となるまでの間は久しぶりに相手投手を打ち込んだ格好となったようで、少し安堵する。これから半年、こうした一喜一憂が続くのだろう。

さて10日ほど前に、木内昇による標記の小説を読み終えた。1900年代初頭?の長屋を舞台としたSF的奇譚である。国府津出身のお針子の女性は、おそらくは関東大震災後の世から来訪したという図式であることが作中で示唆されている。ファンタジーはあまり得意ではないが、天神脇の男坂・女坂という設定から、長屋の所在地は湯島天神下をモデルとして東西を裏返したのだろうかなどと想像するのは楽しかった。