酒精雑記

飲む日も飲まない日も

『ラウンダーズ』

『13F』のグレッチェン・モルが出演する映画を探して若きマット・デイモン主演作に行き着き、GW中に巣ごもり視聴した。

デイモン&モルはロースクールの同級生カップルという役回りで、主人公が真面目に生きる彼女を捨てて、ポーカー(テキサスホールデム)の世界で生きる決断をするというストーリー。大勝負の金をくれてやる堅物教授のキャラは大好きだが、どうしてそこまでヤツに肩入れするかなという落ち着かなさは残った。また、カード勝負中のひりついた感じも悪くないが、真田広之版の麻雀放浪記にはやはり及ばないか。エドワード・ノートンの流麗なイカサマカードさばきと、とにもかくにも人でなしなチンピラ兄貴っぷりが秀逸であった。

次はテディKGBに敬意を表して『マルコビッチの穴』を観ることとしよう。