酒精雑記

飲む日も飲まない日も

さよならくちびる

さすがに今日の神宮でのヤクルト戦は小休止ということで、お試し戦力が実戦に投入される良い機会となったようだ。マルクは打ち込まれたようだが、滝野はプロ初ヒットおめでとう。しかし、こんな日でも石垣を全然使わないのはなぜだろう?中京高橋無念の進路変更のあおりで中日が近大佐藤を指名する可能性がほぼ消滅した今、左右の違いはあれど、同年代のスラッガーを自前で育てることは、いよいよ急務であるはずなのだが・・・。

そんな今夜はラジオ観戦はお休みとし、家人の留守中に門脇麦小松菜奈のギターデュオ映画を1人鑑賞した。映画と音楽は切っても切り離せない関係にあるものの、音楽ステージを映画のメインストーリーに組み込むのは案外難しく、張り切って作ったものの駄作に終わりかねないリスキーなジャンルである。本作の世評の良さは知っていたのでハードルを上げすぎるとがっかりするかもしれぬと警戒しながら見始めたが、歌詞の力もさることながら、絵で語るシナリオとロケハンが抜群であり、ローディ成田君の絶妙な役柄も相俟って、ぐいぐいとラストまで引き込まれた。

それだけにラストのお遊びはいただけないと感じるのだが、ぐるぐる三角なところが主題の本作ではギリギリ許容範囲なのだろうか。うーむ。