酒精雑記

飲む日も飲まない日も

根尾の首の皮

紅白戦で安打のなかった根尾にとって、DeNAとの練習試合は、4タコだったりすると早々に1軍戦線からの離脱が迫ってくるという何ともしびれる試練の場であった。2ゴロと紙一重のコースヒットではあったものの、最初の1本が出て気分がほぐれたか、レフト線2塁打とセンター前に合計3本の安打を放って得点も記録し、何とか首を繋ぐ結果を残すことができた。

ぐっと乗ってきた翌日が雨天中止でこちらはツキのなさも感じられるが、中2日空いた格好での今日の日ハム戦。お世辞にも良い当たりとは言えないゴロヒットで出塁すると、最後は新星三好の左前タイムリーでホームに戻り、この日チーム唯一の得点を記録した。

むしろセカンドライナーに終わった打席の方が内容は良かったが、ともかくは3試合で4安打。大本営は2戦連続安打という見出しで煽っているが、実際はかろうじてギリギリ踏みとどまったというレベルの立ち位置だ。次戦で長打かタイムリーを含んだマルチ安打というくらいの活躍がないと、いかに今後登場する京田が貧打にあえいだとしても、打力で差別化をはかれる選手だという印象は残らない。

首の皮1枚がつながった状態で、ギリギリの闘いは続く。

それゆえファンとしても目が離せない日々が続くのだが、これをYouTubeで生配信されると本当に仕事に差し障るので、困ったものだ。