酒精雑記

飲む日も飲まない日も

両翼のいない2月

早くも3月に突入。いよいよコロナとの本格的お付き合いも1年となるわけで、何もない月日は案外早く過ぎるものだとしばしたじろぐ。影響の大きな立場の人には信じられないほど長い期間であったろうに、社会が分断されるのをただ家の中でつったって指をくわえて見守るだけの歯がゆさよ。

2月も休肝日は11日を数えた。家人の留守で1週間以上3度3度の料理をする経験を経て、自炊スキルの向上が実はこっそり楽しくなってきており、いよいよ外食マインドが乏しくなっていく。

さて、昨日の雨天途中中止の楽天戦の前に、根尾君には外野への辞令が出ていたようだ。どこかで打線にぶらさがっていればこそ、打棒を示して京田不振時には取って代わることもできようというもの。ショートから外すだけではもったいないと首脳陣に思わせるところまでは地位を向上したのだから、まずは合格点だ。

ただ、さして長打が出ていない根尾が左翼か右翼の候補に回るというほど、ここまでの外野陣の打棒の湿り具合は何ともいただけない。実のところ福留は獲るべきではないと考えていたのだが、こうなってみると獲っておいてよかったとしか言えない状況となってしまった。

大穴が空いているポジションに若手がきっちり名乗りを上げられないようでは、中日の躍進はない。根尾と石川昂がの2人が、外野手にふさわしい打力を示して両翼を埋める3月となることを心待ちにしている。