酒精雑記

飲む日も飲まない日も

今日という日にバンテリンドームに向かうということの意味について考えた

 

近所の知人の息子が野球チームに入ったので、今年は2回ほど河川敷で小学生の試合を相方と観戦した。ヘルメットぶかぶかの姿は悶絶しそうになるくらいかわいいのだ。これに刺激されたのか、珍しく相方よりプロ野球の観戦に行きたいという要請があり、本日これからバンテリンドームに赴くことになった。まあ外野席でビールを飲むことが相方の主目的のようではあるが。

生試合の観戦は、コロナ前のナゴヤ球場での2軍戦以来。あの日まだ打者であった根尾君のサヨナラ打で勝利に終わった記憶である。目の前のブルペンにいた投手コーチは門倉さん。振り返ればいろいろと貴重なものを見たのだなあと感慨しきりである。

昨日は日中県外へ出張だったので、帰路の新幹線ではスマホニュースなどを見ないようにし、帰宅後に地上波の録画で予習観戦したのだが、ヤクルト村上の破壊的な打棒を目の当たりにし、私は今日一体何を求めてドームへ向かうのだろうという無情の心境に陥った次第である。

本日の我が軍の先発は地元享栄出身の左腕上田君。毎回好投すれど無援護に泣いた彼が、息を抜けないヤクルト打線と対峙することとなった。援軍もなく死地に1人赴く若者を見送るような気分であるが、年齢とかけなはれた落ち着いた投げっぷりの彼が名を挙げるには丁度よい機会である。実は淡々と抑えてくれるのではないかとひっそりと期待していることを、あらかじめここに書いておく。

相手の先発は小澤怜史。ソフトバンクから移籍して今季初勝利を挙げた実質活躍1年目の選手ということで、全くイメージがわかないのだが、今季30投球回で奪三振率9.60、K/BB2.46のサイドスロー右腕ということで活きの良い投球が予想されるようだ。中日とは7月13日に敗戦処理で1回を投げているということで(記憶がない)、加藤翔に今季初HRを献上してくれているが、ほぼ初物である。初物であると2線級であってもめっぽう弱い中日軍が、どこまで上田を援護できるのだろう?

・・・さて、そろそろ出かけるとするか。答えは5時間後。

 

ーー

上田に白星がつかなかったのは残念だったが、ナイスゲームでした。
f:id:coronalime:20220822092401j:image