酒精雑記

飲む日も飲まない日も

望まぬ救出

昨日の酒量 黒ラベル中瓶×1、越乃寒梅(白)1合

琥珀のまたたき』をオパールの子供時代が終わったところまで読んだ。

謎ときが少しずつちらりちらりと進んできた。アンバー氏は老人ホーム的施設で「わたし」と仲良く過ごしている。彼はいつの時点かで壁の中から「救出」されたことも明かされる。今の楽園から必ず追い出される結末が待っているかと思うと、何とも切ない。次女の不在というどうにもならない穴を埋めきれなかった家族それぞれの静かな悲しみが狂気とともに胸に染みる。