酒精雑記

飲む日も飲まない日も

対戦一巡

中日は今日でセ5球団との対戦が一巡し、残念ながら借金4。今日の巨人の結果次第ではあるが現状最下位である。幸い上位が潰し合いで抜け出したチームはないので、しばし我慢で5割の線までなんとか戻していくしかなかろう。

石川昂弥の復帰で随分と空気が変わったことは確かで、やはり4番が固まると選手起用の方針にもまとまりが感じられる。本来オープン戦で見極めるべきところではあるのでその分出遅れてはいるが、迷走を極めていた駒の使い方は徐々に落ち着いてきた感はある。とにもかくにもこの阪神3連戦を勝ち越せたのは何よりであった。

投手陣はまさかの大野が戦列離脱となり、分厚そうに見えた先発陣のやりくりがけっこうギリギリのところとなっている。何とかヒロシ・福谷が機能している間に、松葉の復調・仲地の昇格・梅津の復活・上田近藤福島森山あたりの台頭を待ちたいところだ。昨年末ころは、こうした状況が来たら根尾が颯爽とローテに入ってくることを想像していたが、乱調から抜け出せないのか、今や五体満足な投手陣では最後尾中の最後尾、ファームでの登板すら見られなくなってしまった。イップスでも起こしたかと思われる重症ぶりのようで、いろいろと心配だ。

救援陣では、ライマルは盤石、清水もまずまずでここは計算どおり。自作自演気味ではあるが田島の復調は明るい材料だ(相変わらず胃に悪いけど)。このままジャリエル亡命騒動の穴を埋める活躍を続けてほしい。

打線はアキーノ・アルモンテ・カリステの打棒爆発は当面期待できそうになく、ビシエドも短気立浪による2軍落ちと、助っ人の沈滞ぶりが顕著である。幸いにも細川が主軸にはまりつつあり、壊滅状態だった二遊間に福永がしがみつき続けられている間に、ファームで絶好調の鵜飼をはめ込めないだろうか。

・・・ということで、当面は、

岡林・大島・鵜飼・石川・細川orビシエド・福永・木下・龍空or溝脇

がベストメンバーではなかろうか。

週明けのマツダでは、こんな感じの打線が火を噴いて涌井に待望の白星がプレゼントされるところを是非見てみたい。