酒精雑記

飲む日も飲まない日も

論文との邂逅

昨日は調べ物のために図書館に籠もる。連休中日なのに部外者に開放してくれている専門図書館のありがたさを痛感。
人気のない書庫で検索結果や成書から原情報を辿る作業を続け、ほぼ30年前の論文にたどり着く。そしてその論文の情報がどのように派生していったのかをあらためて辿ることができた。
長年調査していたことの意味はこういうことだったのかということがようやく腑に落ち、その場では誰とも分かち合えぬ興奮を一人静かに噛みしめた。
ほとんど誰の手に取られることもなく、ただ何年も前からずっとこちらが探し当てるのをこの文字群が待っていたと思うと、辿り着くことが遅れた我が身を恥じるばかりである。


昨日の酒量 ヱビス350×1/2、あさ開1合半、シャルトリューズヴェールお湯割り×1