閉所の恐怖感
昨日の酒量 休肝日
一覧した際の見やすさを重視して、酒量を頭に書いてみることにした。
さて『深海の使者』を1/3ほど読んだ。第2次大戦中に潜水艦による喜望峰を回ってのドイツ往復を果たした関係者の戦記物で、中にはイタリア軍による欧日空路往還の話もあり、佐々木譲『ベルリン飛行指令』を思い出した。
潜水艦という閉所が舞台なので、淡々とした記述を読むだけでも息が詰まりそうになってくる。それが数ヶ月にわたって続くことを想像すると、耐えがたい気持ちになる。
30号の触雷の経緯を聞くと、関係者の失望と、違う意味での耐えがたい気分に襲われ、なんともイヤな汗が出てくる。
それにしても、緻密な取材に裏付けられていることを信頼できる書籍は良いものだ。