酒精雑記

飲む日も飲まない日も

「マイノリティ・リポート」

昨日の酒量 休肝

ディック短編集の冒頭2編を読み終えた。

マイノリティ・リポート」は映画の原作というよりは原案という位置づけであることがわかった。オリジナルの筋はほとんど踏襲されていないし、決定された未来を人は変えられるか、ということは小説ではテーマになっていない。

でも、弁護士選任権告知シーンは悪くない。そこまで自由に原作を解釈して作っていいという内輪のルールを持つ映画であったなら、そのあとのシーンを付ける必然性もなかったはずで、蛇足、なんだろうと思う。