酒精雑記

飲む日も飲まない日も

オープン戦終了

中日がオープン戦を勝ち越しで終えるのは2012年以来とのこと。まずは吉兆と捉えたい。

開幕は小笠原→柳→福谷ということのようで、以後は

大野(火)→涌井(水)→?(木)→小笠原(金)→柳(土)→?(日)

という並びで暫くは進行するようである。

6枚目は不安をかかえつつも松葉を投入するのであろう。WBCにならって第2先発にヒロシをあてがい、2人で3回ずつ全力投球というのも悪くないかも。

2度目の日曜からは宏斗が中6日で登板するのか、それとも10日空けで日→木とシフトするのか。興行的には「サンデー宏斗」で行きたいだろうが、交流戦までは少し間を空けながらの方がいいような気もする。

中継ぎは藤嶋が離脱してしまったが、勝野がその穴を埋めそうだ。森は最終登板がいささかピリッとしなかったが、オープン戦通算では7登板でWHIP1.09となかなかの成績であった(K/BBが1を切っているのはご愛敬)。何とか敗戦処理と勝ちパの狭間くらいのポジションは確保したのではないか。砂田も何とか目途が立ち、山本も5回を投げてWHIP0.60はさすがに数字である。ジャリエルが合流が遅れる間、清水が1つ後ろを任されることになるのだろう。祖父江・谷元が大崩れしなければ(希望的観測)リリーフ陣もまあ何とかなりそうだ。

打線も開幕メンバーはほぼ固まった。岡林は今年一層の飛躍を遂げるはずだが、とにもかくにも大島をベンチに追いやるだけの外野手が出てこなかったのは残念。単打系が外野に2枚並ぶこととなるので内野+アキーノの打棒がカギとなる。もっとも周平は開幕直前にやや調子を上げてきたようだが、OPS.564でサード3番というのはどうなんだろう。龍空も本番での強さを見せてくれるとは思うが、守備型選手の域は出ないだろう。田中も長期離脱は必至のようで、OPS.756の福永がいなければ本当にしょんぼりだったはず。7位で取っておいて本当によかった。

打順は

岡林・大島・周平・アキーノ・ビシエド・木下・福永・龍空

で行くようだが、

岡林・大島・アキーノ・ビシエド・木下・周平・福永・龍空

の方がいいんじゃないかなあと、ずっと感じている。

いずれにしてもアキーノが不発だとかなり苦しいシーズンになりそうだ。カリステがいい味を出しそうだが、彼の出番があるということは、相当に野手陣が苦しんでいるということなので、できればそうならないことを祈りたい。

来年優勝するためにも、今年はCS出場が至上命題である。まず交流戦までしのげば、野手では石川昂弥・石橋の復帰が、投手では根尾の戦力化も見えてくる。そのころまでにはブライト・鵜飼の巻き返しが見られるかもしれぬ。

まずはそこまで何とか頑張ってほしい。