先発の穴を埋めるのは誰か
昨日の酒量 ヱビス350×1、冷酒1/2合、ノイリープラットロック×1
西に3点のアドバンテージを献上しながら何とか1点差で逃げ切り、再び貯金生活へ。ずるずるいかないところが新生与田竜のよいところだ。
予告先発の笠原が不整脈で離脱し、代役佐藤も苦しい投球だったようだが、又吉に救われた。私は開幕前の皮算用で笠原を勝ち頭と想定していたが、疾患が疾患だけに今季の復帰は難しいと考える必要がある。飛躍の年になるはずだったが、まだ若いのできっちり直して復帰してほしい。
さてこれで開幕ローテ6人衆から吉見と笠原が離脱してしまった。ここまで早めの継投策が講じられてきたこともあって、先発防御率は3.18と絶好調だが、山井も下り坂。柳とロメロは想像以上に良い出来で、大野もゾーンに入ったと思わせる活躍を見せているが、先発陣の層の薄さは否めない。さてこの穴を埋めるのは誰か。
昨日は福谷にファームで2回目の先発を経験させている。結果無失点で降板しているが、イレブンで観ている限りボール先行で高めに浮いた球が目立つなど、制球はいまひとつ。しかし今季は救援陣が充実していることもあり、先発という新天地での地位を確立してほしい。もともと先発転向を期待する声もちらほらあった選手であるし、元来球速には恵まれているはずなので、生まれ変わった福谷が中日の窮地を救う姿を見てみたい。
昨日は3回で降板したが、佐藤も先発向きだと思うので、次回は気持ちの準備ができた状態で登板して、切れのある投球を見せて欲しいものだ。
おそらくこの2人と今日のファームの先発を担当中の勝野が追加ローテ入りの最有力候補と思われるが、個人的には山本拓が先発する姿を見てみたい。今のところファームで3敗と勝ち星なし、K/BBもWHIPも特筆すべき数字ではなく、同期の清水の方がまとまった数字を残しているが、山本も直近のブルーウェーブ戦では7回を1失点でまとめている。昨年の初登板では、マウンドさばきのふてぶてしさが強く印象に残った。今季は同様に小柄な谷元が結果を出しているので、是非次回の登板でも強くアピールして、12連戦後半の隙間での昇格を狙って欲しい。
さて、私が今季一押しの選手としている渡辺勝は、少ない出番で結果を残さなければならない難しい立場だが、昨日も結果が出ていない。藤井が徐々に調子を上げてきているようで、1軍で生き残れるかだんだん心配な立場となってきてしまった。この苦しい時期をなんとか乗り越えて、1軍に定着してほしいものだ。