酒精雑記

飲む日も飲まない日も

垣越君好投

昨日の酒量 ヱビス350×1

日曜の1軍は紙面観戦。清水が謎の勝星把握力を再度発揮したようで、借金は4に戻り、心の防波堤の決壊は免れた。四球も多いが5回88球2失点なら今は及第点としておこう。平田の留守に溝脇がはつらつとした活躍を見せたのも頼もしい。やけくそのような福田の2番起用も、何かチームに活気を与えたのかもしれぬ。

連敗を脱したことを知った上で9回の顛末を読んだのに、それだけで吐血しそうな気分になったが、ヒロシもどこか恵まれた星の下に産まれた男なのか?それとも清水の強運に助けられたのか?岩瀬の教えどおりセーブを挙げている間は9回の起用自体に文句は言わないので、ファンの寿命をこれ以上削らないようにしてほしいものだ。

昨日のファームでは、根尾がライトフェンスを直撃するライナー性の打球で2塁打を放った。そうそう、まさにこんな打撃が見たかったのだ。山本昌とのインタビューも観たが、その目の輝きは相変わらず眩しい限り。苦しい時期はまだまだ続いているはずだが、ああこの面構えならきっと何とかなるだろうと思ってしまう。まだまだ今日のような打撃が続くと期待してはいけないはずだが、ファン心理とは勝手なものだ。

その根尾の中学時代の金魚のフン的な紹介が多かった(失礼)ドラ5垣越は、3回を投げて1安打無失点。前回5/15も1回を3人で押さえている。ここまで35人に投げて被安打3は立派な成績だ。投手事情からすると左の中継ぎは喉から手がでるほど欲しい人材である。体格には恵まれているし、根尾より先の昇格も十分あるのではないか。ぬぼっとした風体からは、根尾と対照的なオーラが漂っているが、石井一久か門倉コーチを一回りボーッとさせたような大人物な感じとも言える。マウンドでは案外こういう奴がしれっと押さえて帰ってくるような気がするのだ。

さて今週は絶好調の広島と苦手の神宮ヤクルト戦と、考えるだけでも胃が痛くなる。2勝3敗なら御の字で、うっかりすると地の果てまで葬り去られてもおかしくない。開幕当初の広島の撃沈状態を見て、浮上などしばらくあるはずもないと思っていたが、我が軍の献身的サポートもあって、あっというまに貯金6まで回復してしまった。暗黒時代ど真ん中の中日との違いは際立っているが、2連戦なのでとにかく泥臭く1つは拾って欲しいところだ。