酒精雑記

飲む日も飲まない日も

山本拓3勝目&根尾3安打

昨日の酒量 食前酒×1、スーパードライ中瓶2/3本、赤ワイングラス1、ジンフィズ×1

親族の集いがあり昭和ど真ん中の洋食店で食事。帰宅後プリマスでジンフィズをつくって飲むが、レシピを確認せずにうろ覚えの目分量で作ったためちょっと甘すぎた。

山本拓が今季自身の目標としていた3勝目に到達した。立ち上がりのもたつきはあったようだが、内容も100球ちょっとで7回無失点と大変素晴らしい。体の小ささとクレバーな発言が目立つので技巧派的印象を受けそうになるが、実のところはストレートの球速も随時140km台半ばが出ており、堂々たる本格派と言って良いだろう。9/17の公示で末梢されていないということは、9/25のスワローズ戦までには1度登板機会があるようで大変楽しみだ。

昨日の根尾はファームで猛打賞。イレブンスポーツのロングインタビューでは、今の状態はプロ入り前の自分の想像に達しないものであることを正直に語っており、内心は悔しさ一杯ではあるものの、力のなさを客観視しながらここまで精進を続けて来たことが良く理解できた(ちなみに2軍戦を放映し続けてきただけあって、イレブンスポーツの取材担当者のインタビューは、アスリートである選手に対するリスペクトに溢れる素晴らしいものであった。地元TV局のアナウンサー諸氏はこの姿勢に見習うべきであろう)。

そんな精進の成果が9月に入って目に見えるものとなってきていることは明らかだ。昨日の3安打は、右・中・左と広角に打ち分ける形となったが、いずれも振り切りながらシャープに外野へとはじき返した打球ばかりである。イレブンのインタビューでは、森野コーチらとはセンター返しを意識する練習を繰り返していると語っていた。これはおそらく毎打席センター返しを狙ったという、打者落合の教えに孫弟子として触れているということになるのだろうが、打席での狙いが定まってきたことを強く感じさせる昨日の猛打賞であった。

個人的にはこの調子が湿る前に1軍に帯同させてほしいところだが、ここまでの起用状況からすると、おそらくは9/27の由宇でのウェスタン最終戦までファームを全うした上で、消化試合となった9/29-30の甲子園での阪神2連戦でお試し起用がある程度、というくらいの扱いかなと勝手に予想している。