酒精雑記

飲む日も飲まない日も

終戦と育成

昨日の酒量 ヱビス350×1

せめて再度の広島との直接対決までもたせて欲しかったが、昨日はロメロが大乱調。初回でほぼ試合を壊してしまった。終戦とは常にあっけないものだが、Bクラス生活が長いと乾坤一擲の勝負をモノにする力は衰えてしまうのだろうか。ただ、好投した山本拓だけではなく、凡打におわった石垣にも、ギリギリの勝負のど真ん中の痺れる空気をすわせることができたのは、来季に向けた大切な収穫だったと言えるだろう。

さて、CS終戦となった以上、残る4試合は育成目的に大きく切り替えるべきだと思うのだが、なんと今日の先発陣も今季のレギュラーメンバーで固められている。ホーム最終戦はフルメンバーでのご挨拶という趣向なのか?それとも阪神との4位争いに決着が付いていないというタテマエに縛られたのか?いずれにしても全く腑に落ちない起用だ。

由宇から根尾を呼び戻して出せとは言わないし、ビシエド→石川駿にはさすがに踏み切れないことは理解できなくもない。しかし、手負いの周平を下げて治療に専念させ、ここまで帯同させ続けた石垣を三塁先発で使うくらいの調整はあってしかるべきであろう。周平は規定打席に到達しているし、首位打者を争っているわけでもない。これ以上無理をさせる必要がどこにあるのだろうか。まして今日の相手は阪神や広島ではなく、すでに最下位が確定したヤクルトである。育成に振り替えた布陣を引いても、どこからも文句は出ないはずだ。

今日も終戦の余韻に浸っているのであれば、切り替えが遅すぎる。すでに来季はスタートしている。若手野手が伸びずして来季の展望は開けない。CS制度で希少となった消化試合は、育成の場として、1つたりとも無駄にはできないはずだ。

昨日のロメロ先発起用を今更とやかくいうつもりは全くないが、今日の先発メンバー構成については多いに注文を付けておく。