酒精雑記

飲む日も飲まない日も

3年後の黄金期

いよいよプロ野球も再起動。そして書きたいことがまあいろいろと出てくるものだなあと思う1軍練習試合の展開であった。ビシエド・直倫の神宮弾3発という好材料はあれど、今年もこうして胃の痛い日々が続くのであろう。橋本の炎上は絶対的左腕リリーバー伝説の始まりとして、かの岩瀬の来歴を(賢く本番前に)トレースしたものと信じることとし、今日のところはファームの大逆転劇に心を寄せることで平静を保つこととしたい。

断片的なハイライト動画でしか内容を追えていないが、根尾の2本の長打は昨年秋の好調時の躍動感を取り戻しただけではなく、始動を早くして長くボールを見るという昨年からの課題に、コロナ中断による長考の間に答えを出したかのように見えた。何しろオフ明けの春先がさっぱりだったのでどうなることやらと心配していたが、そのもやもやを1日で払拭してくれたのは最良のファンサービスと言えよう。走塁では岡林のセンター前でセカンドオーバーランという大ポカもかましたようなので、まだまだ課題は山積しているようだが、おかげで岡林のセンス溢れるスイングも動画で見ることができたので今日のところはよしとしよう。石川昂も打点の欲しいところで振り回さず、上手く右前に運ぶタイムリーで結果を出した。あらためて、なんとも落合であることよ、と感嘆するしかない。

中日が3年後に黄金期を迎えていることを確信する1日であった。