酒精雑記

飲む日も飲まない日も

ショート石川昂構想

今日のファームでは石川昂が6番遊撃で先発した。不動の4番からあえて外して京田と重なる守備位置を試したところに、首脳陣の本気度のほどがうかがわれる。

今日の試合での守備面がどうだったのかは現時点で情報がないが、打つ方では3打数3安打と大活躍である。おそらくはあと数試合遊撃守備を試した上で、そろそろ巨人が優勝を決めるだろう1週間後あたりで、1軍昇格・即日遊撃先発となるのではなかろうか。

ルーキーイヤーと思えない今季の充実ぶりを見ても、石川昂を来季の1軍主軸打者の1人として使うことはおそらく既定路線のはず。周平を2塁へ動かすか、石川に外野を経験させるかのどちらかであろうと踏んでいたが、もっとも打撃の弱い部分との置き換えを、この秋のうちに一度試しておくというシンプルかつ大胆な発想には心底驚いた。もっとも、サード周平を柱に据えた上で、打力で勝負できる面子で打線を組むという構想には、確かに一定の合理性がある。セカンド根尾・ショート石川昂・サード周平(そしてセンター岡林&捕手石橋)という配置が、数年後を見据えた首脳陣の青写真なのであろう。

さて、渦中の京田が、これをどう受け止めるだろうか。要するにおまえが打てないからさ、という首脳陣からの強烈な尻叩きである。なにくそと発憤し、石川昂をレフトかライトに追い出すくらいに打撃面での新境地を見せてほしいところだ。

残り試合の京田の打棒から目が離せなくなった。

 

追伸

今夜ヒットはなかったけど、周平サヨナラHRは京田の四球から。なんだかチーム状態が神がかってきた。