酒精雑記

飲む日も飲まない日も

君子豹変に拍手

昨夜の代打で初安打を放った根尾に、負傷の癒えぬ岡林を代走とした采配は、どう考えても不合理であった。延長の可能性を見据えたならより一層駒は大事に使うべきであるし、リード中の右翼守備固めと考えるなら根尾の守備力の方が上である。根尾のベースラン…

夢の滑り出し

中日はセ5球団一回り+αの17試合を終えて貯金3。開幕2カードで借金4まで下った時点では全く想像もしなかった夢のような滑り出しである。 大島のバットは4割をうかがう火の噴きっぷりで、OPSも.9台半ばと月間MVP候補筆頭と言ってよさそうだ。この年齢になって…

京田の走塁に痺れた

DeNAに3連敗後、大瀬良・森下の登場するカードで望外の3連勝を得た。両エースの踏ん張り、大島・岡林の躍動、ビシエドの復調気配など、なんとも盛り沢山な3日間であったが、地味な見所として昨日の京田の走塁をあげておきたい。 得点には絡まなかったものの…

3月のふりかえり

本拠地開幕カードで手負いだったはずのDeNAに3タテを喰らうという屈辱的な月末であったが、鵜飼の「詰まった」打球がチケットを取り間違えた母の待つ左翼席中段に刺さったシーンを観ることができただけでも満足である。そう自分の心に言い聞かせてはみたが、…

本拠地開幕戦での黒星

同姓の元中日の彼のイメージが強く、なんだか打てそうな気がするのだが、残念ながらDeNAロメロは全く別人であり、昨日はその出来が良すぎた。昨年からの苦手相手に散発3安打では采配云々ではないような気もするが、それでも打てる手はきっちり打ってほしかっ…

立浪竜初白星

2本柱を1戦3戦に据えて盤石の体制で臨んだ東京ドーム開幕巨人3連戦は、結果として1勝2敗でやりすごした。連敗後の柳の初回炎上で誰しも3タテを覚悟したはずだが、巨人の継投陣も安定さを欠き、終盤怒濤の追い上げで最後は伏兵溝脇が2点勝ち越し打で…

開幕黒星

立浪竜の初戦は残塁の山を築いての敗戦となった。自分の足で同点のホームを踏み、主砲のHRで勝ち越した後も、大野雄の投球がうわずったまま低めに決まらなかったのがすべてであろう。 打線を見ると、京田・投手・大島・岡林と続く8番から2番に長打が見込めな…

開幕前夜

いよいよ明日から公式戦。中日はオープン戦を1つ負け越しで終了した。 補強なしで臨む新シーズンは、アリマルがビシエドと並ぶ打線の軸に収まることが大前提であったが、早々にその見通しを失ってしまった。ここがこのチームの最大の問題点である。 岡林の成…

2月の振り返り

3月に入って急に気温が上がり始めたようで、コートも昨日から薄手のもの(でもライナー付き)に交換した。 雪の多かった2月は結局近隣低山ハイクには出向くことができなかった。登山ナビアプリのレポートを見ても、登山道に雪が溜まっている様子がわかるので…

紅白戦と面構え

三連休初日は午後一杯が仕事のオンラインミーティングで潰れたが、充実した成果を得たので気分は良い。マンボウのお尻を気にしながらも、夕刻からは市場脇の鮨屋に出向いて相方と軽く鮨をつまんでから、近隣の行きつけのバーテンダーさんにも遅ればせながら…

1月のふりかえり

2022年となるもつかの間、はや1ヶ月が終わろうとしている。コロナは収束するかと思いきやオミクロンが猖獗を極めており、いずれ急激に減るとはしても当面の間は全く気を抜けない日々が続きそうである。 正月は宴会続きであったため、今月の休肝日は11日(今…

12月の振り返り

12月末にいたっても全然年末気分はやってこず、まだ11月下旬くらいかしらんという肌感覚の日々であったが、仕事をやっつけながらなんとか30日にはレコ大を観て、31日に紅白を観て、日付がかわってすぐに近所の氏神まで初詣に出ると、新年モードに気持ちも一…

11月のふりかえり

奥川と宮城の投げ合いとなる第7戦を見たかったが、前年最下位対決の日本シリーズは1つも壊れた試合がないまま6戦でヤクルトに軍配が上がった。山本に大野雄を、奥川と宮城には高橋宏を、村上と吉田には石川昂を、紅林・太田には根尾を、そしてつば九郎に…

秋季キャンプはじまる

CSの盛り上がりを横目に、中日は新体制で来季に向けたキャンプに入った。キャンプイン後すぐさま初見の若手打者の打撃フォームをいじり始めている監督・コーチ陣の動向については、今春の臨時コーチ殿の残した実績を考えても正直なところあまり関心しないの…

このところのふりかえり

9月10月と予期せぬ雑事の諸々に追われ続け、ふりかえれば夏の終わりから11月に直接飛び込むような感覚である。とはいえ今週でようやく一区切りついたので、この間の回顧メモを書く気分に。 休肝日は9月が13日、10月は14日(まだ終わっていないが今日明日は飲…

シーズン終了

今期は最後の最後までヤクルトをアシストし続ける結果となったが、最終戦を快勝で締めたのは悪いことではない。シーズン中盤では援護に恵まれない試合が続いた小笠原も星勘定は負け越しながら規定投球回に到達した。今日も髙松と岡林が安打を放ち、最後は根…

ドラフト後

ドラフト当日。何かと時間が逼迫した中ではあるものの結局2時間指名中継をネットで見続けてしまった。 希望としては「素直に大卒ナンバーワンの正木」指名路線であったが、大方の予想どおり1位はブライト健太であった。守備面も含めた評価なのだろうが、あら…

ドラフト指名予想

監督人事の報もないままドラフトの朝を迎えた。 地元中日TV枠での立浪氏の扱いを見る限り、来期からの就任は確定路線と想定していたが、まさかの続投もあるのかと思わされたのは、立浪氏に対して、1軍出場登録されつづけてきた武田切りの理由をフロントの構…

応援する気持ちがついに切れた

なぜ今日石垣をセカンドで先発させないのか?

7月から今日までのふりかえり

7月の休肝日は12日で、8月は13日。ビールの恋しい時期ではあるが、例月どおりの飲酒ペースを維持できた。まずまずの節制ぶりといえよう。 読書のペースは進んだり進まなかったりという感じの2ヶ月強であった。 『村上春樹雑文集』 頼まれた挨拶とかJAZZ評と…

康祐・勝・石岡を使わなかった7月

随分と間があいてしまった。 石岡の支配下登録により、五輪中断前の9連戦で本来手をつけておくべき選手起用については、五輪後のリーグ戦再開の後からようやく順繰りに現実化したのだが、時すでに遅しか。 この間のおよそ20試合で借金は微増で踏みとどまって…

前半最後の9連戦で打てる手を打ったという姿を見たい

ビシエドの同点2ランでかろうじて6連敗は免れた昨夜の中日は、未だ連敗ストップには至らず、五輪休み前の9連戦を前にして77戦28勝38敗11分の借金10。3位ヤクルトには9.5ゲーム差を付けられてしまったが、14戦して2勝9敗3分と直上のライバルに7つの貯金を献上…

2021年前半をふりかえる

今日から7月。福谷のように登板のたびにnoteで振り返るほどのマメさはないが、1年の節目で前半を振り返ってみる。 外で飲む機会がほぼなくなり、昨年に続いていよいよ酒量は減る一方である。以前は風邪を引いたり体調不良だったり二日酔だったりで、およそ飲…

勝負勘

久しぶりに初回から最終回まで中日の試合をTV観戦した。 試合開始早々、箱庭神宮ならではの肝の冷える2飛球をくらうも初回を三凡で乗り切った勝野は、課題の立ち上がりを何とか克服し、以後不安定ながらも6回まで無失点。それほど球が切れていないのに無安打…

伊藤康祐にそろそろ出番を

開幕2ヶ月で借金は一時7まで膨らみ、転落地獄の釜の蓋をひらきかけたが、何とか踏みとどまり、あと一息で5割が見えてくるところまで戻ってきた。昨年も同時期に借金9まで落ち込み、いよいよ崩落というところを松葉と岡野による不思議の好投で救われたが…

第一四半期の成績

今日までに36試合を終えた中日は、14勝18敗4分で首位阪神に9ゲーム差の4位。シーズン1/4を消化して借金は4。DeNAほどの決定的破綻は免れているものの、今季の現実的目標はヤクルト広島を押しのけて3位に入り、CSでまさかの下剋上を狙うというところにならざ…

6本柱のポテンシャル

多忙でブログを書く気分になれない間に巨人に3タテを喰らうなど、借金は一旦5まで膨らんだ。DeNA戦で2つ返したもののなお3つ負け越しという低空飛行が続いている。 この間先発陣は獅子奮迅の活躍が続いており、大野・柳・小笠原は開幕前に期待していた姿を見…

転がり込んだ7点がなかったら

今日で14試合とシーズンのほぼ10%を消化した。セ5球団と一通り当たって5勝6敗3分の4位。防御率2.40は阪神とならんで12球団トップという投手陣の充実振りに比べ、得点36は12球団最下位という極端な投高打低の構図となった。 しかも中日の打点は14試合でわず…

棚ぼたを拾う力

勝野が前回とは生まれ変わったような投球をみせることはなく、投手にも四球を出すようなグズグズの展開であったが、何とか5回をゼロで凌ぎ、何とチーム先発初白星を挙げた。 最初の根尾の打席でのファンタジアな2得点は、とにもかくにも低めを空振りせずにな…

今宮か、あるいは英智か

週頭のDeNA戦で満を持しての大エース登板もグラスラ被弾で撃沈をくらった。後ろもピリッとせず、シン・ヒロシもルーキー牧にHRを献上で初失点。打線は4連打で壊れかけた試合を何とか立て直すかと思われたが、平田が続けず、8回は阿部の併殺打。チャンスの女…